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いやー、日本の夏は蒸し暑い!
摂氏30℃以上の中、危険状態でパソコン動かしていますww
今回は前回の内容を掘り下げつつ、このカメラに関する細々した事をチロっと紹介していきたいと思います。
あと余談ですが私の愛機は、「そろそろガタがくるしセールをやってるしなー」とのことで、ボディだけOH(修理)に出しました。
(9月頃に帰ってくる予定です。)
すこし逸れてしまいましたね。では参りましょう。
まず〝ハーフサイズ〟ってなんぞや?と思われた方もいると思います。
それを説明する前に、ちょっとフィルムについて説明します。
これは(偉大なる)ライツ社が、一番初めに今に通じる(つまり原点のコンパクト)カメラを作り、そこで使ったフィルムのサイズが35mmという映画用のものでした。で、そのサイズのフィルムを、今も一般的なカメラは使っています。(よく聴く〝135〟や〝フルサイズフィルム〟なんかも35mmフィルムのコトです。)
しかしこのカメラは、その一般的な35mmフィルムを使うが、画面(感光する部分)のサイズは半分にして使うというものです。
はい。一言でまとめるとメッチャわかりにくいですね。
要は使うフィルムは35mm(135)サイズの物。で、このフィルムは縦24×横36(mm)の横長の画面枠で使うことを想定されて設計されています。
しかしこのカメラで撮ると、縦24×横(約)17(mm)の縦長に写ります。
つまり通常1コマの所を、半分にして使うことで2コマ分撮れるのです。
ということは24枚撮りフィルムは48枚,36枚撮りフィルムは72枚も撮れる、とても経済的(?)なカメラです。
ま、図にするとこんな感じです↓
あ、あとこのカメラの露出計を動かす電池ですが、正規品は水銀電池MR-9(1.35V,H - D型)です。
でも公害問題で廃止されちゃっています。
でも打開策が二つほど。
一つは変換アダプターを用いてSR44という酸化銀電池を使うこと。(ここでケチってLR44のアルカリ電池を使っちゃ駄目です。)
もう一つはアメリカのWein社が出している空気亜鉛電池(MRB625)を使うこと。
前者はアダプターで約3千円,電池一個で約500円と、ちと高額ですが、アダプターは半永久的に使え、電池もいつでも入手できる利点があります。
後者は一個500~700円程度と一般的な電池よりは高いですが、初期投資(アダプター購入)がないという利点があります。しかし一般的に流通していないという弱点があります。
私は今回修理に出すまで、後者を使っていました。でも修理に出す時に怒られました(笑)。
なぜかと言えばMRB625の特徴で、電池本体に小さい穴があいています。その為そこから液漏れが発生するという可能性があるのです。(液漏れしちゃったら、最悪露出計が使えなくなるとのコトで...)
そしてアダプターを安くしてやるからと言うので、これからは前者の方でいこうと思います。
最後に露出計の精度ですが、調整済みの物であればネガフィルムなら普通に写ります。ポジフィルム(リバーサルフィルム)を使う時は、目安程度にしといて下さい。(自分はポジフィルムの場合、露出計の値と±1段ずつの計3枚撮ったりしています。)
どのみちこのカメラの露出計は、TTLナンバー方式といって、シャッタースピードを設定したらファインダーを覗き、ナンバーを確認してその値をレンズの絞り環を回してセットするという面倒な物です。(慣れればファインダーを覗いたままセットすることもできますが。)
要は単体露出計を用いたときと、大して変わらないので、内蔵露出計を使っている人は私ぐらいだと思います。
今回はこの程度にして、残りの話は次回にしたいと思います。